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(3) 地域型住宅の積算に関する共通ルール

【ルール】
設計時にプレカット工場との協働により、伏図の作成及び各社共通の木拾表を作成する。

構造材の数や寸法を抑える伏図、木拾表の作成は、見積もり落としや曖昧な計算を防ぎます。
(3) 地域型住宅の積算に関する共通ルール_a0293339_15561581.jpg


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# by kinokaoru-tama | 2012-09-21 15:57 | 共通ルール

(2) 地域型住宅に用いる地域材の供給・加工・利用に関する共通ルール

【ルール】
岩手県産材認証推進協議会によって産地証明がなされた岩手県産のスギ無垢材及びカラマツ集成材を主要構造部に100%利用。

主要構造部以外の構造材・羽柄材・造作材は極力岩手県産材を利用することを目標とし、少なくとも国産材とする。


主要構造部とは、柱・梁・桁・土台を指します。
「木の香る住まい・多摩の家」では、柱・梁・桁には岩手県認証材のスギ、土台にはインサイジング加工された岩手県産認証材のカラマツ集成材を使用します。
(2) 地域型住宅に用いる地域材の供給・加工・利用に関する共通ルール_a0293339_1541106.jpg


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# by kinokaoru-tama | 2012-09-21 15:42 | 共通ルール

(1) 地域型住宅の規格・仕様に関する共通ルール

【ルール】
仕様規定による耐震等級2の確保。横架材・基礎については、スパン表によらず、計算により断面寸法を算出する。
構造材は4寸を標準とした金物接合による通し柱形式とし、定尺材の利用を推進する。

耐震等級の性能
(1) 地域型住宅の規格・仕様に関する共通ルール_a0293339_152828.gif


木の香る住まい・多摩の家では、地震、風、雪、重さなど家にかかる力に対し、木の特性が大きく表れる梁や、家を支える基礎の安全性を構造計算により確認することで、経験的な数値だけではなく必要な断面寸法を正確に決定します。

木材の断面欠損が少ない金物接合による通し柱形式とします。通し柱で梁のスパンを一定間隔にすることで、定尺材が有効活用できます。
(1) 地域型住宅の規格・仕様に関する共通ルール_a0293339_16335480.jpg



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# by kinokaoru-tama | 2012-09-21 15:31 | 共通ルール